前回のエントリ では α6100 をウェブカムとして使った例を紹介しました。今回はそれ以前に試した iPhone をウェブカムにする方法を紹介します。前回のエントリと同様のセットアップで映像の入力ソースが変わるだけですので基本的な準備・設定はそちらを参照してください。
あえて書きますが iPhone を macOS のウェブカムとして使うのであればここで紹介する方法よりも
Webカメラをスマホで高画質にしてみませんか?|Nobuki Inoue|note
の方が安くて便利そうなのでそちらをおすすめします。
obs.camera
僕が当時試したのはこちらの iPhone アプリとそれと連携する OBS プラグインです。
obs.camera - Use your iPhone camera to stream with in OBS Studio
クロマキー合成をしたかったので OBS を使うことは決まっていたので当時の僕の知識では OBS との連携を謳っているこのアプリが便利そうに見えました。
有料アプリで1600円くらいするので結構高い方だと思います。
公式マニュアル USB での接続方法 に書かれている通りにやれば使えるようになります。
Wi-Fi 経由の接続方法もありますが、obs-mac-virtualcam プラグインを使うためにターミナルから起動した OBS では obs-ndi プラグインが認識されませんでした。ダウンロードしてきた OBS には認識されていたので何らかの設定かパスの問題かなと思いますが深入りしませんでした。
tips
iPhone を認識しない場合は iOS Camera
ソースのプロパティで Refresh Devices
や Reconnected to Device
を実行するか、物理的にケーブルと Mac とを再接続してみてください。
まとめ
obs.camera は動作も安定していると言えませんしおすすめしません。
- 有料アプリの値段
- セットアップのやりやすさ
- 安定感
これらを含めて Webカメラをスマホで高画質にしてみませんか?|Nobuki Inoue|note で紹介されている EpocCam がおすすめです。OBS に取り込む方法も簡単です。適切に 映像キャプチャデバイス
ソースを追加するだけです。Wi-Fi でも有線でも簡単に接続できます。