Xcode でのコーディング支援アプリ「accessorizer」

たまたま見つけた Xcode でのコーディング支援アプリを適当にご紹介。


accessorizer
http://www.kevincallahan.org/software/accessorizer.html


accessorizer はXcodeでプロパティとか Keyed Archiving に対応させるとか copy に対応させるなど、「ほぼ定型で自力で書くのが面倒くさいようなコード」をパコっとコピペできるようにしてくれるコーディング支援アプリ*1っぽいです。


詳細は配布元のビデオとか見て下さい。
いろいろと結構細かい設定もできる見たいです。

使い方

使い方の流れ的には

  1. あらかじめ自分のコーディングスタイルを設定しておく
  2. accessorizer を起動したままXcodeでコード書く。
  3. @interface 内のインスタンス変数を書く最初のブレースをダブルクリックしてインスタンス変数を選択。
  4. Cmd+1とか*2を押す。
  5. accessorizer が前面に出てくるからCmd+TAB でXcode に戻る。
  6. クリップボードにコードが入っているので任意の箇所にペースト。


使ってみた

なぜかわからないけど、設定したものが反映されない。レジストしてないから?
ショートカットキーを押した後にaccessorizerが前面に出てくるのがちょっと好きじゃないです。

これってUserScriptでできるよね

XcodeのUserScriptを使えば、選択文字列をShellScriptとかLL言語でごにょごにょできます。
Cocoaを書くようなMacな人ならLL言語が書ける人が多いような気がしますし、自分専用ならある程度決め打ちでもOKでしょう。
UserScriptと PTHPasteboardClipMenu などのクリップボードユーティリティを使えば、

  1. インスタンス変数をガガッと書く
  2. それらを選択して@property,@synthesize,release 用のコードをそれぞれ個別にクリップボードに格納するようなUserScriptを実行
  3. 任意の箇所へクリップボードユーティリティの履歴機能を使ってペタペタと貼っていく


って事ができますね。

まとめ

クリップボードを活用するアイディアをあたえてくれたaccessorizerに感謝。
お陰様で3分ほどコーディング時間が短縮できそうです。

*1:シェアウェア

*2:accessorizerの機能はServiceメニューに登録されている