僕は iOS アプリのコーディングをやっていて主にそっち方面のブログエントリを書いていますが今日は本の紹介というかタイトル通り宣伝です。
アプリ開発をやってる僕ですが結構 UI / UX は気になるタイプで仕事中もデザイナーにいちゃもんつける面倒くさいやつなんですが今回同僚が本を書きました。
iOS 7デザインスタンダード 最新のフラットデザインに対応-iPhoneに最適なUI・UXを徹底的に解説!
- 作者: 荻野博章,丸山弘詩
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は主にデザイナー向けに書かれた本です。特に今まで UI / UX デザインを手がけた経験があまりない方や別プラットフォームがメインだったデザイナー向けです。僕の思ったターゲット読者別のおすすめポイントを簡単に紹介します。
デザイナー向け
先に挙げたように iOS アプリの UI / UX をバリバリやっている人向けというよりはこれから学ぶ人に最適だと思います。別プラットフォームが主戦場だった人にはチャプター 02 の iOS 標準 UI の紹介とその使いどころの説明で基礎的な知識を学べます。チャプター 03 はこの本の特徴だと思いますが実際に筆者がアプリの企画/デザインをする際にどのようなことを行っているのかを垣間見ることができる実践的な話が詰め込まれています。業務として UI / UX デザインの経験が浅い方はもちろん経験豊富な方も他のデザイナーがどのような作業フローをやっているのか?どのような視点で考えているのか?という事を知る機会は限られていると思うので1度読んでみると視野が広がるかもしれません。
開発者向け
iOS 6 から iOS 7 への標準 UI の変更点なども記載されていて iOS 7 向けのアプリ開発になれていない開発者の人でもその差異を知るのに役立ちます。巻末には各種画像のサイズや UI パーツの標準的なサイズがまとまっているのでちょっとリファレンス的に読むのもいいかもしれません。デザイナーがどんなことを考えてどのような視点でアプリのデザインを行っているか?ということは開発だけを行っていると知る機会の少ないのでこの機会に知ってみるのもいいと思います。
企画側・開発依頼側向け
デザイナーでも開発者でもないアプリの企画側の方や主にアプリ開発を依頼する側(ex: 既存 Web サービスのアプリ化を考えているような方)にも最適だと思います。デザイナーがどのような視点でアプリを良い物にするために考えているかを知ることができます。モバイルアプリの特性も知らずに考えているとあれもこれも載せたくなることは往々にしてありますが、この本を読めば本当にモバイルアプリとして iOS アプリとして必要な要素とは何なのか?ということに気づけると思います。
最後に
iOS アプリ開発に関わる人全てに1度読んでもらいたい本です。とても読みやすくすいすい読み進められる本なので是非。
iOS 7デザインスタンダード 最新のフラットデザインに対応-iPhoneに最適なUI・UXを徹底的に解説!
- 作者: 荻野博章,丸山弘詩
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2013/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おまけ: 別の同僚も iOS のデザインについて本を書いたのでそっちも読まないと。iOSフラットデザインの作法