Xcodeのよく使うショートカットキー

普段僕がXcodeを使っている時によく使うショートカットキーやその他便利と思ってる機能なんかをダラダラと書いてみようと思います。

Opt+Cmd+↑

.hファイルと.mファイルの切り替え


.hファイルと.mファイルの往復って結構多いですよね。もちろんマウスを使って左の「グループとファイル」ペインから選択するというのもありですが、このショートカットキーでもできます。このショートカットキーはトグルで効きますので.hファイルを開いてるなら.mファイルへ。.mファイルを開いているなら.hファイルが開きます。
ただ、ちょくちょくこのショートカットキーは効かなくなるときがありますw そこはご愛敬。

Opt+任意のシンボルをダブルクリック

ダブルクリックしたシンボルをリファレンスで検索



dictionaryWithObjectsAndKeys: というメソッドの事を知りたいとすると、Optionキーを押しながらdictionaryWithObjectsAndKeys:をダブルクリックするとリファレンスで検索してくれます。
コンテキストメニューの「APIリファレンス内で選択されたテキストを検索」と同じ機能です。
僕はよくリファレンスを開くために適当な文字列をダブルクリックして使ったりもしています*1

Cmd+任意のシンボルをダブルクリック

ダブルクリックしたシンボルが定義された所を開く


ソースを読んでると「この変数なんだろ?」とか「このクラスって何?」とかなったりしすがその時はこれです。
いちいち検索とかしなくてもいいので楽です。コンテキストメニューの「定義へジャンプ」と同じ機能です。
NSDictionaryなどもヘッダファイルを開いてくれます。たまにヘッダファイルのコメントとかにドキュメントに書かれていないような事が書かれている事もあるようです。

Cmd+[

インデントを下げる

Cmd+]

インデントを上げる

Cmd+/

コメントアウト

Ctrl+I(アイ)

再インデント(インデントの選択?)


このショートカットで現在の行を良い感じにインデントしてくれますw

Ctrl+E

行末にカーソルを移動

Ctrl+A

行頭にカーソルを移動

Ctrl+F

カーソルを左に移動

Ctrl+B

カーソルを右に移動

Ctrl+P

上に移動

Ctrl+N

下に移動

Ctrl+K

カーソル位置から行末まで削除

Ctrl+H

delete

Ctrl+D

Forward Delete


Mac(Cocoaアプリ)だとEmacsキーバインドが結構使えます。Emacs使いの方には足りない物があったりして歯がゆいかも知れませんがそれでもあるとないとではだいぶ違いますよね。
Ctrl+KしたものはCtrl+Yでヤンクできます。個人的にはCtrl+Kはほぼ削除用として使っています。

Ctrl+R

選択範囲を実行し出力を挿入する


ほとんど使った事はないショートカットキーですが、結構面白いです。
説明だけ読んでも「実行って何を?」って感じですが、Terminal.appで実行した感じです*2
Xcodeのエディタ部分に

say "hello"

とか書いて、それを選択してCtrl+Rを押してみて下さい。しゃべりますw
使いどころが微妙ですが、シェルとかガンガン使える方なんかには便利かも?
僕はたま〜に計算機代わりに使ってます。


まとめ

このエントリで書いたショートカットキーはほとんどXcodeのメニューだったり、環境設定の中のキーバインドにあるものなので
暇なときに眺めてみて面白そうな物を試してみたらもしかしたらコーディング効率が上がるかも知れませんのでおすすめです。

*1:リファレンスも Opt+Cmd+? で開きます

*2:ふわっとした書き方w