追記
このブログ内の最新版SafariGesturesのエントリはこちら、
[SafariGestures] - griffin-stewieの日記
もしくはこちらへどうぞ。
cyan-stivy.net - SafariGestures
追記:終わり
SafariGestures Ver0.0.3 をリリースします。
このバージョンでは既存のTiger上での不具合の修正と新しいコマンド11個を実装しました。
今回追加される新しいコマンドの実装方法は、将来的にはユーザ自身が欲しいコマンドを
Safariのメニューにある項目かれ選び、マウスジェスチャから実行できるようにするための実装です。
しかし、まだまだUIの実装に時間が掛かりそうなのでリクエストのあったコマンドや
個人的に使いたかったコマンドのみを勝手に抜粋し、追加しました。
不具合の修正
- Tiger上で”ジェスチャ一覧”パネルが閉じられない。
- Tiger上で”ジェスチャ一覧”パネルのタイトルバーが描画されない。
上記2点を修正をしました。
新しいコマンド
今回、追加したコマンドは以下の11個です。
- "新しいタブで選択文字列を検索"
- "新しいタブで選択文字列をURLとして開く" (h抜きURLに対応)
- "History Flow"
- "取り消す - タブを閉じる"
- "ウインドウを閉じる"
- "最後に閉じたウインドウ"
- "検索結果に SnapBack で戻る"
- "ページに SnapBack で戻る"
- "文字を拡大"
- "文字を縮小"
- "文字を標準サイズにする"
補足説明
1.の"新しいタブで選択文字列を検索"は
選択文字列を検索バーで選択されている検索エンジンで検索します。結果は新しいタブで開かれます。
2.の"新しいタブで選択文字列をURLとして開く"は
選択されている文字列がURLだった場合、そのURLを新しいタブで開きます。
選択されているURLが
ttp://d.hatena.ne.jp/griffin-stewie/
上記のような "h" 抜きの場合でも補完するようになっています。
上のように、URLと同じ行の前後に文字列がないときは、
きっちり、先頭から最後までをきっちりドラッグして選択しなくても
トリプルクリックで選択として、このコマンドを使っても動作するようになっていると思います。
ただ、内部の正規表現はユルユルな書き方なので日本語URLとかはうまく動かないかもしれません。
3.の"History Flow"は
SafariStand の"History Flow"を実行します。
SafariStandがインストールされているLeopardのみの機能です。
"History Flow"は非常に便利で美しく履歴をブラウズし、開くことができる機能です。
SafariStandをインストールしてない方はぜひインストールしてみてください。
4.の"取り消す - タブを閉じる"は
SafariTabs もしくは ForgetMeNot というSIMBLプラグインをインストールされている場合のみの機能です。
上記プラグインのどちらかがインストールされている状態でタブを閉じた直後にこのコマンドを実行すると
先ほど閉じたタブが復元されます。この”タブの復元”という機能は個人的に必須だったので今回加えました。
しかし、残念ながらSafariTabsもForgetMeNotも正式には Safari3.1 には対応していません。
追記 2008/03/29
SafariTabsはSafari3.1対応版がリリースされました。ForgetMeNotはまだ、対応版がリリースされていないようです。
僕は、SafariTabsを使っています。
追記 終わり
SafariTabs.bundle/Contents/Info.plist の MaxBundleVersion を適当に増やしてみたらちゃんと使えた
という情報を元に僕が勝手にインストールして使っています。
タブの復元機能が欲しい方は自己責任でインストールしてみるのもいいかもしれません。
5.以降はSafariのメニューにもともとある項目をジェスチャから実行できるようにしたものです。
コメント欄にて要望いただいた、
"ウインドウを閉じる"
"文字を拡大"
"文字を縮小"
"文字を標準サイズにする" などを追加しました。
インストールにあたって
ダウンロードした SafariGestures.bundleをSafariを終了させた状態で上書きしてください。
過去のバージョンを使って頂いている方
Ver0.0.3をインストール後、新しく追加されたコマンドにはジェスチャが設定されていない空欄状態です。
新しいコマンドを利用したい場合はPreferenceからジェスチャを設定して下さい。
今回初めてインストールされる方
デフォルトで以下のようなジェスチャを設定した状態でインストールされます。
僕の好み&適当にジェスチャを割り当てているの好みの設定に変更して下さい。
設定方法はこちらから
見にくくてすいません
Ver0.0.3でもジェスチャ一覧テーブルが設定する度に勝手に並びが変わってしまう不具合があります。
ソート機能もまだ実装されていません。
前のバージョンまではコマンド自体が少なかったのでこれでもそこまで困ることはなかったと思いますが、
今回のバージョンから大幅に増えたので猛烈に見にくいです。探しにくいです。
おそらく、使いたいコマンドはそんなに多くないと思います。
ジェスチャの誤爆を防ぐため、またちょっとでもジェスチャ一覧テーブルを見やすくするために
「自分はこのコマンドはいらないな」と思うコマンドから優先的にジェスチャ文字列を空欄にすることを
おすすめします。
空欄のやり方はジェスチャ入力画面の時にジェスチャをしないで(テキストフィールドが空欄の状態で)
SetValueを押してください。
今後のSafariGestures
冒頭でも書きましたが、ユーザにSafariのメニューの中から使いたい項目を登録、設定できるようになる予定です。
それと同時にジェスチャ一覧テーブルももう少し見やすくするつもりです。
これらが実装される時に設定ファイルの構造が大きくかわる事になる予定です。
再設定をしてもらうようになってしまいますが、お許しください。
その後に、ジェスチャ軌跡の描画にチャレンジしてみたいと思います。
ダウンロード
SafariGestures Ver0.0.3をダウンロード
追記ー2008/04/01
SafariGestures Ver 0.0.4 リリース
不具合、要望があればお気軽にコメント下さい。
追記 2008/03/26
今回追加したコマンドで動作しないものがあるという報告がありました。
- "ウインドウを閉じる"
- "最後に閉じたウインドウ"
- "検索結果に SnapBack で戻る"
- "ページに SnapBack で戻る"
- "文字を拡大"
- "文字を縮小"
- "文字を標準サイズにする"
上記コマンドの中で動作しないものがあった場合はお手数ですがコメント欄にて
OS
Safariのバージョン
言語環境(多くの日本人の場合は日本語だと思います。)
利用しているプラグイン(ex SafariStand,TwitTab など)
を教えていただけると原因究明に助けになります。
また、「問題なく動作するよ」という方も報告いただけると比較対象ができて助かります。